他社に学ぶ不動産アウトソーシング。大量の物件情報をポータル移動に成功

こんにちは。ミュールズ株式会社広報部です。

こちらは他社様の事例を具体的ご紹介しながら、不動産仲介企業様の業務の負担を減らしていく方法をご案内するコーナーです。

弊社にアウトソーシングするかはさておき、ご参考になれば幸いです。

今使っているポータルを辞めて、別のポータルを主力にしたいけど物件データ(物件概要・画像)の移動が面倒すぎる。。。データの引っ越ししてほしい
ミュールズ株式会社、プログラマーの一部作業自動化＋不動産業界に特化した物件入力部隊のチームの合わせ技で引越し実施成功
弊社側の提案と具体的な外注実施オペレーション
外注以外でどのように業務改善ができるか可能性の模索
不動産業務アウトソーシングなら弊社までご相談ください
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今使っているポータルを辞めて、別のポータルを主力にしたいけど物件データ(物件概要・画像)の移動が面倒すぎる。。。データの引っ越ししてほしい

山中不動産(仮名・東京都仲介業様)からのリクエストがあり、業務効率化について外注いただいています。具体的な効率化対象の内情は以下の通りでした。

山中不動産さんの内情
– 売買物件のデータが自社サーバーに600件程度ある。
– 売買物件のデータは主に戸建であり、物件ごとに物件概要に関する資料＋各種画像(外観・内観・間取りなど)がある。
– 活用ポータルは○UUMOであったが、○ライエを主力として扱いたい
– 社内で行うと、時間が鬼のようにかかる。各種データのダウンロード、保存から物件情報の打ち直し。。。考えるだけで面倒。
– 面倒だけども業務改善したいので、外注できるなら是非頼みたい。ただし、不動産関連の知識はしっかりしたところでないと外注は難しいと思う。

上記について、弊社のほうで外注いただいて、業務を行うことで、コスト面と業務面の悩みがなくなったということでご好評いただいて、継続的に外注いただいています。まずは弊社に外注するという方法でコスト削減に成功した理由などからご紹介します。

ミュールズ株式会社、プログラマーの一部作業自動化＋不動産業界に特化した物件入力部隊のチームの合わせ技で引越し実施成功

この案件について、弊社で対応にあたったチームの特色は以下になります。
特色
– 物件入力不動産業界・業務の知識・業界知識の研修終了者のみ業務従事
　→研修は不動産仲介企業勤務経験者によって実施されています。例えば海外の名刺入力代行主力の会社さんだと「元付」「客付」「セットバック」など知らない業界用語で対応が無茶苦茶になる可能性がありますが、弊社の場合は不動産業務の知識は十分研修で養われているので安心です。
– 同時に複数人で1社の大量の確認案件の電話対応が並行して実施可能
　→1日でできる量が多い
– 自動化で迅速＆やすく仕上がり
　→プログラマも在籍しているので、画像のダウンロードの一括取得などは弊社では全自動化プログラムを会社様ごとに開発しておこなっているため、安く・速く実施できます。
– 圧倒的に安い
　→受託を弊社登録スタッフで完結しているためです。またテレワーク環境
の開発を常に進めているため、大規模な事務所などを備えて実施している会社さんより圧倒的に安価でサービスご提供ができます。本件では1ヶ月の総発注価格定価は50万円程度でお受けしています。社内でアルバイトさんを複数人雇って研修するより安く、早く仕事が完了。専門性の高い業務を弊社からご提供が可能です。
– 入力スタッフは日本人スタッフ
　→海外外注だと安さのかわりに、物件情報という正確性が求められる情報には弱いことが多々あります、弊社は日本語を正確に入力できる日本人スタッフでチーム組成しています。

上記の強みを活かして、データ移動を実施しております。

弊社側の提案と具体的な外注実施オペレーション

以下のようなオペレーションでデータ移動を実施しております。

– まずオペレーション詳細をZoomミーティングで打ち合わせ(直接会わずに作業可能)
-画像データダウンロード自動化プログラムをJavaScriptのライブラリのPuppeteerで構築。セキュリティ付きサーバーから、GoogleDriveまで自動で移動。
– 物件画像を揃えたら、それと共に専門スタッフ(複数名)が入力業務を実施。
– スタッフ研修は基本的にミュールズ株式会社社内完結。不明部分があるなどの特殊ケースの際に適宜確認・ルール更新。

外注以外でどのように業務改善ができるか可能性の模索

以上は、弊社にアウトソーシングいただいた場合成功しましたというお話になりますが、この事例から不動産会社様の業務改善に寄与するため、他に方策がないかを考えてみたいと思います。

選択肢1:移行しやすいデータ保存環境にしておく
今回はセキュリティつきのサーバーということで引越しがかなり大変なものになっていますが、GoogleDriveに最初から保存しておくなど共有が楽な状態にしておくと移行作業はぐっと楽になり、社内でできることも増えると思います。

選択肢2:RPAについて学ぶ
今回の案件での作業自動化の肝はいわゆるRPAの技術です。これは、自動でGoogle Chromeのようなウェブブラウザ機能をプログラムにしたがって操作を行う仕組みで、例えば一時話題となったチケットの転売目的で瞬間的に大量のチケットを落札するプログラムもこれと同じ仕様でできています。これはJavaScriptやPython、など各種の言語によって実現が可能です。プログラミングを学び始めるのに下記のような記事を読みながら実施するとできるようになることが増えていきます。